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2012-07

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藤十郎の恋 - 2012.07.29 Sun

こんばんは。豊島です。

今日稽古をしていたら、時計台前で花火をしている奴らがおりました。
どうせやるならブッちぎれよと思うのですが、守衛さんに注意されてあっさり中止。
「言わんこっちゃない」と内心思っていたのは秘密です。

今日は日付も変わって日曜日ですが、僕が担当している稽古場日誌は金曜日の分。

金曜日の稽古は、一人芝居の稽古でした。

最近我らが劇団ヘルベチカスタンダードでは、週末に一人芝居を発表するという制度を取り入れております。
完全にどくんごの影響ですね。

だいたいみんな2~5分くらい、各々で作ってきたモノを見せ合います。

即興だったり、映画や小説からとってきたものだったり、いろいろです。

結局芝居はやらないとうまくならないので、自分でひとつ見世物をつくるというのはなかなか難しく、面白いです。

僕は芝居がうまくなるには段階があるとおもっていて、

①舞台にたつこと、客席からみられることを受け入れて、「見せる」演技が出来るようになること
②セリフや動きの癖を抜いていくこと
③多様な選択肢から選んで表現できるようになること

だいたいこんな感じです。僕は現時点では②を出来るようになりたいと思っています。
ちなみに、ヘルベチカの役者はだいたい②から先が出来ません。

しかし逆に言えば①さえ出来ればヘルベチカでは舞台に立てる、というのが僕の持論です。
新入団員の皆さんには、まずここを抑えていただきたい。
性格だったり自信だったりその日のコンディションだったり、影響する要因はたくさんありますが、

「集中」

してさえいれば客席から見てウジウジした演技にはなりません。
頑張ってください。


さーて、えらそうに持論をぶっている僕ですが、10月公演では一枚も二枚も剥けた役者になりたいと思っております。今はひたすら精進、精進。

ふと思い出して読み返してみたのが、ブログのタイトルになっている、菊池寛の「藤十郎の恋」。

芸に行き詰った色事の歌舞伎の名人が、ある工夫で役者として一皮剥ける。
乱暴に言えばそんな話。

いくら芸が素晴らしくとも「この藤十郎は見飽きたわ」と言われてしまえばもう終わり。

そのままで評価するひとがいてくれようが、成長しつづけなければもう終わりなんですよね。

「このヘルベチカは見飽きたわ」
「この豊島は見飽きたわ」

僕が今一番怖いのがこの言葉です。
頑張ります。
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